フリースタイルダンジョン、ヤッベェぞ!!~ラップ初心者のためのHIPHOP専門用語(スラング)解説~
はいこんにちは!
トムクルーズです。
嘘です、あゆむと申します。
仕事の合間の気分転換がてらに、このブログを始めてみます。
さて、
最近流行ってる話題の番組、皆さんは何を思い浮かべますか?
今もっぱら僕の中で、というかラップ好きの間で話題の番組は
フリースタイルダンジョン!
これですね( ´ ▽ ` )ノ
この番組でやってるのは、「MCバトル」と呼ばれる、2人のラッパーが即興ラップで相手をディスって観客を沸かせどちらがヤバいかを競いあうもの。この番組についての記事は他にもあったので詳しくは省きます笑
とにかくこれ、ほんとにおもろいです。HIPHOPって多くの人の認識ではアングラなんだけど、これはラップ唯一の地上波番組♪翌日にはYouTubeにもアップされるし、観てる人もおおいかと♪
でも、ラップ初心者にとって、よくわからない言葉、つまりはスラング(その仲間内、コミュニティ内だけに通じる専門用語)が多いです。えっフロウがヤバい?って具体的にどういうこと?パンチライン?ってなに?
観ながらそんなことを思ってる人、いるでしょう。
それを分かったら、もっと楽しめるのではないか?
僕自身、ラップを聴き出したのは大学二年生の時で、当時は「この言葉みんなよく言ってるけどなんて意味なんだろう?」って思うことが多々ありました。
そんなことを思って、今日は、
MCバトルに頻出するラップスラングを簡単に解説していこうと思います。
a.k.a:「also known as」の略。「別名~、またの名を」そんな感じです。
例:MCニガリa.k.a赤い稲
彼は超カッコいいですね!高校生ラップ選手権観てから一気にファンになりました!!
ill(イル):要は「ヤバい」って意味。フリースタイルではillなスキル!って言い方がよく使われています♪
flow(フロウ):これはフリースタイルではほんとによくききます!!要は「歌い方、ビートへの乗せ方、言い回し」などを意味します。
「HEY!!お前のフロウは中途半端!」「そんなフロウならだれでもできるわ!」
そうやって相手をディスったりします。
個人的に思う、フロウを変幻自在に操るひとを紹介します。
はい!出ました!玉置浩二。
いやいや、ラッパーちゃいますやん!そうツッコんだ人、曲をきいてみてくださいな。
敢えて音を外したり、声の強弱をつけたり、もう圧巻ですね。ここまでくると。フロウ半端ない!!
represent(レぺゼン):いわゆるレぺゼンってやつです。地元を代表するって意味です。僕の地元は岡山なので「レぺゼン岡山」となります。
少し話が逸れますが、以前放送されたTVタックルという番組に出てたHIPHOPシーンに詳しい人曰く、「ラップとは自己紹介」だそうです。
たしかにラップって、自己紹介の要素が濃いです。自分の生い立ちや住んでいた場所について歌ってる楽曲がかなり多いです!!バトルでも「地元川崎背負ってんだ!」とか「関西勢をなめんじゃねえ!」とか、よく言い合ってますね。みんな地元の誇りを背負ってるんです。
rhyme(ライム):これは一番よくつかわれますね♪要は「韻」のことです。
例えば昨日のニュースにあった「ジダンの次男がヘディングで退場」ってやつ。これはまさにそうですよ!!完璧なライムです笑”ジダン”と”次男”、母音の音が全て重なってますね♪響きが良いからすぐわかると思います!ヤバいライムを吐くと観客も湧きます!!
ここで僕が思う、ヤバいライムを吐きまくるラッパーをアップしておきます
チプルソさん。この人の韻はほんとに固い!!なおかつビートにもうまく乗って、意味も通してくるので、物凄いです!!まさにイルなスキル♪♪カッチョイイ!!
vibes(バイブス):これもみんなよく使います。結構いろんな意味で解釈できますね。
「勢いや熱さがある感じ!気合バリバリのやつ」に対して「バイブスやべぇ!」なんて言い方をします♪バトルではよく「もっとバイブス上げて来いよ!」なんて煽ったりするのもよくあること。朝起きてなぜかテンションが低い時は「バイブス上げていこう」
個人的に思う、バイブスやべえな!!っておもったバトルをアップしておきます
これは前回のフリースタイルダンジョンですね!
間違いなく神回!!!最高過ぎて何度も再生してます♪
もう一つはこちら
これは罵倒と呼ばれるMCバトルの大会です。
ACEさんと輪入道さん。その実力は折り紙付きの二人がバチバチにかましています。
いやもうこれはほんまヤバい。ボクシングで言うならインファイト!バッチバチの殴り合い。このMCバトルを超えるバトルはなかなかない!!
ACEさんは早くフリースタイルダンジョンでモンスターとして召喚されて欲しい!きっとすごいことになりそう!!
パンチライン:これは「決め台詞!名言、上手い言い回し」って感じですね!分かりやすく言うと「あっ今の言葉うまいな!!」って思うところが、大概パンチラインですね
予め用意していたセリフはなく、MCバトルという即興の場でパンチラインを放つことって難しいです。でもこのフリースタイルダンジョンに出ているラッパーの人はそれを普通にやってのけるから、さすがだな~って思っちゃいます。
ぜひみなさんも、興味のあるバトルをネットで漁って発掘してみてください♪めっちゃおもろいですよ~!